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執筆者の写真ABC INDIA

【開催レポート】一期一会 / Rhythm&Melody 〜Inspired by Indian Classical Music〜

こんにちは^^

10月の終わりに、ABC INDIA! 主宰の私自身の発表の場も兼ねた演奏会を開催しました。



"音楽" の素晴らしさって、言葉を超えて伝わり共有できる何かがあることだと思います。


インド古典音楽は、聴き方を知っているとより楽しめるのも確かだし、長年研鑽を積まれた奏者による質の高い演奏が素晴らしいのは言うまでもありません。


でも全ての人に開かれた音楽の楽しみを分かち合いたくて、練習生の私たちだからこそできることもあるに違いない!という想いでこの演奏会を企画しました。

その想いを、ぜひ聞いてください。



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一期一会 / Rhythm&Melody 〜Inspired by Indian Classical Music〜 開催レポート



1部は、エスラジ : Keiko Ibaraki、タブラ : 藤澤 ばやん、タンプーラ:ナヲさんによる演奏でした。



エスラジのKeikoさんは、台湾在住のエスラジ&タブラ奏者 若池敏弘先生の生徒さんです。ちなみに私は同じ先生からタブラも習ってます。


この日は、ラーガ『 Yaman 』を、16拍子(Teentaal)で演奏されました。


Keikoさんは緊張しているとおっしゃってましたが、とても落ち着いたどっしり感のある演奏でした。


エスラジを始める前の音楽経験はなかったKeikoさんですが、始めてすぐの頃から色んなところに呼ばれて演奏される機会も多かったようです。


幸せそうに、聴いている人が心地良くなるような雰囲気が自然と出せる方です。笑顔でエスラジを弾いているKeikoさんを見ている方も、嬉しくなるんです。


ばやんさんは、Keikoさんの演奏を引き立てながらも、軽快で楽しくなるようなタブラの伴奏をしてくださり、その存在のお陰で場が明るくなるのを感じました。 いつものことながら、音響という役割でさりげない配慮をして、皆んなを支えてくださってありがとうございます。


ナヲさんは、落ち着いた優しい音と目線でKeikoさんの初めての演奏をサポートしてくださっていました。この日、夜にも別の演奏会でタンプーラ演奏をされる予定でしたが、お忙しい中きてくださってありがとうございました。

本当に素晴らしい演奏でした!


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2部は、アサラト:Panmanさん、ハンドパン:Cojicoseさんによる演奏でした。



アサラト:Panmanさん


ハンドパン:Cojicoseさん


お二人はインド古典音楽が専門ではないのですが、アサラト奏者のPanmanさんがインドでタブラを学ばれた経験があって、ハンドパンのCojicoseさんと一緒に音楽活動をされていることもあり、この日はゲストとしてスペシャルライブをしていただきました。


当日の演奏ではありませんが、お二人のオリジナル曲『Mimoza』YouTube動画をご覧ください。



アサラトだけのソロをしっかりするのはかなり久しぶりだというPanmanさん。

ひとことで言うとカッコいい〜!

初めてPanmanさんのパフォーマンスを見る方もいて皆さん釘付けでした。



Cojicoseさんのお人柄は演奏にも表れます。とても優しくて穏やかだけど、独特の世界観とそれを貫く軸がある、力強い癒しの音。

この後ヨガのBGM演奏のお仕事に向かうCojicoseさんでしたが、駆けつけてくださって本当にありがとうございました。



インド古典音楽にサンドイッチされた2部が、全体にメリハリを効かせてくれて、素晴らしい演奏の時間となりました!



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3部は、アサラト:Panmanさん、バンスリー:Ai による演奏でした。



この日は、半年間練習したラーガ『 Bihag 』を、ゆっくりのVirambit・速いDrut・超速Jalaの16拍子(Teentaal)で演奏しました。


この日のテーマは、『楽しむ』ことと、『楽しんでもらう』こと。


インド古典音楽は、やっている内容が基本的に複雑で難しく、即興の世界なので、いつまでたっても『完成』という境地はないと思います。

その時々で、自分にとっての課題があり、それと向き合いながら練習する。

部分だけを見たら沢山の失敗が散りばめられてます。


でも冒頭にも書いたように、"音楽" の素晴らしさって、言葉を超えて伝わり共有できる "何か" があることだと思うんです。





40分という演奏時間の間、私は『未熟な練習生』ではなく、音楽によって瞬間瞬間を体験させてもらっている祝福された存在でしかありませんでした。


同じ空間で過ごしている温かい人たちの存在を感じながら、タブラのPanmanさんの音を感じながら、私も一緒にバンスリーを奏で、音で遊ぶ時間を目一杯楽しみ、そんな時間をもてたことに感謝して終えることができて本当に良かったです。




そして...、この日撮影した動画をもとに、バンスリーの師匠のGumi先生が、反省会&解説動画をつくってくださいました!


演奏の録音や録画をしないとか、ましてやそれをYouTubeで公開などしないという方も多いと思うんですが、私は私なりにインド古典音楽やそれに関わる方々に敬意を持っているのと同時に、だからこそこの音楽の面白さや素晴らしさを知ってもらう入り口を広げていきたいとも思っているので、思い切ってこちらでシェアさせてもらうことにしました。


見てもらいたいけど、見て欲しくない...笑

そんな気持ちですがご興味のある方はぜひご覧ください。

最後まで読んでくださってありがとうございました!






さて、次回のイベントは、こちらです。

11/21(日)14:30-17:00

@京都トコ会館

京都地下鉄丸太町駅徒歩5分

お近くの方はぜひ遊びにきてくださいね!





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